クリエイターと企業が
共に成長するための支援を行う
【プロローグ】
今も昔も人はコンテンツに注目を寄せ、集まる。
IT技術が進化したおかげで、コンテンツはかつてないぐらい流動的になっている。
インターネット登場時は通信量の制約がありテキストベースのコンテンツのみ流動的になったが、
今では5Gを筆頭に、通信量や通信スピードの制約は緩和され続けている。
スマホやパソコンさえあれば、誰でもすぐに無数のコンテンツにアクセスできる時代となった。
制作面でも時代は大きく変わっている。
本の出版、動画の制作、配給。
インターネットが開発されるまではこれらの行動に全て大きな費用が発生していた。
資金力を持つ集団にのみ許された行為であったと言っても過言ではない。
それらがIT技術の進化によって一変した。
YouTuberを代表例に、誰もがクリエイターとなって世界に向けて配信できる時代が訪れた。
【誰もがクリエイターになれる時代、コンテンツのレッドオーシャン化】
動画をスマホ一つで撮影から編集、配信まで行える。
執筆コンテンツもネットで気軽に販売できる。
誰でもコンテンツクリエイターになれる時代は既に到来しているのである。
そしてここからが最も重要な部分。
コンテンツ提供者はここから先、今までにないような競争環境に置かれる。
いや、厳密にはとっくにこの流れははじまっている。
参入障壁の高いコンテンツ領域も技術の進歩により壁が崩れ、
個人のクリエイターが大量に参戦する。
才能ある個人クリエイターが次々と登場し、あらゆるコンテンツの分野で競争は激化していく。
その中で生き残ったコンテンツが人々の注目や関心を集める。
これは人の注目や関心を集めるハードルが連年上がっていく事を意味している。
ハードルが上がっているだけではなく、人々の興味関心も分散化している。
商品やサービスを提供している企業にとっては一大事である。
自社商品を認知してもらえないと売上を上げる事ができない。
商品やコンテンツが溢れかえっている時代に、いかに自社に興味をもってもらう事ができるのか。
上記の変化は企業にとっても確実に注目を置くべき事象である。
【個人と企業が手を組む時代】
企業がコンテンツ制作会社と手を組んでプロモーションを行う事は何も珍しい事ではない。
しかし近年大きく変わったのが個人クリエイターとの協業である。
その代表格の一つが「インフルエンサーマーケティング」。
企業は自社のプロモーションを行うためにコンテンツ制作と集客能力を持つ個人 (インフルエンサー)と手を組み商品のプロモーションを行うようになった。
しかし既に従来のインフルエンサーマーケティングは飽きられはじめている。
事実としてプロモーションを絡めたインフルエンサーの投稿のエンゲージメント率は低下している。
企業都合でのコンテンツ発信、ユーザーの求めてない内容の発信が主な原因である。
よく見かけるのが、企業側がインフルエンサーを雇用し、
企業側だけで構築したコンテンツをインフルエンサーに微調整してもらい、インフルエンサー経由で発進している手法だ。
多くの場合インフルエンサーは「媒体」として企業に扱われており、共にコンテンツを制作する「クリエイター」としての認識が備わっていない。
SNSでユーザーの反応を確認すれば、上記のやり方が通用しなくなっている事がわかる。
【クリエイターと企業が共に支え合う時代へ】
企業都合で構築したプロモーションコンテンツをインフルエンサーが「ただの媒体として」配信する時代はじきに終わりを告げる。
今後ユーザーが求めるものは企業とクリエイターが共に協業して作り上げる、価値のあるコンテンツである。
価値のあるコンテンツを共に作り上げる意識を、企業とクリエイター両者が自覚して取り組む事が重要になってくる。
R3が関わりたいのは正にこれらに関わる部分。
・才能あるクリエイターの発見と支援
・企業のコンテンツ制作の支援
・才能あるクリエイターと企業をマッチングし、協業コンテンツ制作の支援
まとめると、コンテンツが大量に制作される時代で、価値あるコンテンツ制作の支援を。
クリエイターと企業が共に成長できるための支援を。
その影役者になりたいとR3は願っている。